【VS Code】Remote Development (SSH) を試す
VSCodeのVersion 1.35がリリースされ、Remote Development という機能が使えるようになりました。
この機能があればリモートマシン、コンテナ、またはWSLを開発環境として使用使用できるとのことです！早速公式のチュートリアルにしたがって試してみます！
今回はSSHを使用してリモートマシン上で開発する環境をセットアップしてみます。
環境情報
ローカル側
- Windows10(1810)
- VSCode(1.35)
リモート側
- CentOS7(1810)
SSHクライアントの準備
Win10でもsshは使えるらしいので、これを使って設定します。
# SSHクライアントがインストールされていることを確認 Get-WindowsCapability -Online | ? Name -like 'OpenSSH*' Name : OpenSSH.Client~~~~0.0.1.0 State : Installed Name : OpenSSH.Server~~~~0.0.1.0 State : NotPresent # キーペア生成 ssh-keygen -t rsa -b 4096 # 公開鍵をリモートサーバに配置 SET REMOTEHOST=Username@Hostname scp %USERPROFILE%\.ssh\id_rsa.pub %REMOTEHOST%:~/tmp.pub ssh %REMOTEHOST% "mkdir -p ~/.ssh && chmod 700 ~/.ssh && cat ~/tmp.pub >> ~/.ssh/authorized_keys && chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys && rm -f ~/tmp.pub"
VSCode(1.35)のインストール
公式からバイナリを入手する等して最新のVSCodeを取得し、インストールします。 Chocolatey だと以下のコマンドでインストールできます。
choco install vscode
Remote Development のインストール
以下のコマンドを実行し、Remote Development をインストールします。
code --install-extension ms-vscode-remote.vscode-remote-extensionpack
リモートサーバにつなぐ
VSCode を起動し、[Ctrl+Shift+p]からコマンドパレットを開きます。
[Remote-SSH: Connect to Host...]を選択し、接続情報を入力すると...
[Ctrl+Shift+@]からターミナルを開くとリモートサーバのbashが実行できることが確認できます。
せっかくなのでリモートサーバでGoをインストールし、HelloWorldしてみます。
# golangのインストール
$ sudo yum install -y epel-release
$ sudo yum install -y golang
$ less hello.go
package main
import "fmt"
func main() {
fmt.Printf("Hello World\n")
}
# 実行
$ go run hello.go
Hello World
